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晴走雨読 横鎌日記

無理しないランニングと気ままな読書について綴ります。横浜と鎌倉が中心。映画やお出かけもあり

ブルース・スプリングスティーン「チャプター・アンド・ヴァ―ス」

 ブルース・スプリングスティーンの熱狂的なファンというほどではない。世代的には、二枚組「ザ・リバー」あたりをよく聴いていて、「ボーン・イン・ザ・USA」「ネブラスカ」までは、「ザ・リバー」の流れから割とわかっているつもりだ。

 

 

 週末にタワーレコードのポイントアップ期間と懐具合がマッチして、ついつい「チャプター・アンド・ヴァース」なるアルバムを買ってしまった。ハヤカワから刊行される彼の自伝「ボーン・トゥ・ラン」上下に連動したアルバムで、いわばブルース・スプリングスティーンとして世に出る前の未発表作品から時系列的に全18曲を収録。ベストアルバム的というほど、ヒット曲が並んでいるわけではないが、おそらくは自伝の流れに合わせた構成になっている。そこはタイトルが物語っているというべきか。

 「ボーン・トゥ・ラン」が入っているかどうかで購入を決めた。アルバムはCDで持っているのだが、古いせいか録音状態が悪い。リマスター盤の買い直しも考えていた。初期の未発表曲(名義はThe Castilies、Steel Mill)が「売り」のようだが、さほど「スプリングスティーン愛」のない自分にとっては、やや退屈である。それでいながら、縁遠かった「ボーン・イン・ザ・USA」以降の曲については、結構いい曲を出し続けているのだなあ、という感慨も。むしろ、関心は近作の方に。

 昔、朝から「ボーン・トゥ・ラン」を3曲連続してかけた、米国のラジオ局があったそうだ。確かに出だしから勢いのある曲で、たたき起こされる感がある。これを3曲続けられて目が覚めない奴はどうかしているだろう。いやあ、カッコいい曲だ。これだけはアルバムの中でも際立つ(他の曲が悪いという意味ではなく印象度)。完全に別世界。

 本は、上下それぞれ2600円(税込み)近いのは、ちょっと手が出ないし、洋書で読むといつ読み終えられるかわからないので、文庫化(してくれる?)まで静観しようと思っている。