講談社のブルーバックスが通巻2000番を超えたのを機にリニューアル。地の色が白っぽくなって、ややスタイリッシュになったように感じる。12月のフルマラソン後にトレーニングのペースを下げて、そのまま数カ月経ってしまったので、ここらで気合いを入れるべくランニングがらみの本を読むことにした。田中宏暁「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」だ。
ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス)
- 作者: 田中宏暁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 新書
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基本的に、一般ランナーを励ますような内容だが、筆者自身が福岡大スポーツ科学部教授で50歳時に2時間38分48秒を記録しているほどのランナーだけに、ちょっと素人の気持ちがわからんかもなという気にもさせられたが、著者の提唱する、フォアフット着地とすでに登録商標となっている「スロージョギング」をやってみた。
フォアフット着地は、足の指の付け根で着地するイメージだが、実際はもうちょっと下で着地する。縦にジャンプしたときに最初に地面に接触する場所と思っていい。本を読んでからフォアフット着地をイメージして、意識的に短い距離を走ってみたりしたが、意識すればするほどぎこちなくなった。
昨日3㌔ほど走ってみたが、ふくらはぎがぱんぱんに張ってしまった。まだ着地地点が正しくないのかも知れない。膝にも負担がかかったみたいだ。それとも、ここのところの運動不足が祟ったか。本を読み直してみると、動画のサイトが示してあったので、それを見てみた。
『ランニングする前に読む本』トレーニングのポイントが動画でわかる!|ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部
ここまで力を抜いてゆっくり走るのか。動画を見てみると、昨日の走りがスピードがのりすぎだったのがわかった。足も前に出ていたかも知れない。しかし、この走り方で時間内に完走できるのか。疑問は残るが、とりあえずは体重を落とすことを優先し、当分やってみることにする。