橫浜のシネマ・ジャック&ベティの2017年の年間ベストテン(投票部門・入場者数部門)が発表された。1位はともに「この世界の片隅に」だった。
アニメ作品が1位になるのは初めてだそうだ。しかし、劇場に足を運んだ「体感」からすると納得。朝一番にチケットを買っても、整理券の番号はかなり後ろだったし、見に行った時には補助椅子も出していた。ジャック&ベティではあまり見られない光景だった。
年会費(2000円)を払っている会員による投票では、1位から順に、「この世界の片隅に」「パターソン」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「人生フルーツ」「ラ・ラ・ランド」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「バンコクナイツ」「ムーンライト」「湯を沸かすほどの熱い愛」「ありがとう、トニ・エルドマン」。
入場者数では、「この世界の片隅に」「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」「人生フルーツ」「海辺の生と死」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「幸せなひとりぼっち」「少女ファニーと運命の旅」「バンコクナイツ」「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」「ローマ法王になる日まで」とちょっと意表を突いた作品も並ぶ。
今回は自らも投票した。投票ベストテンと完全に重なると特典があったが、全部見ているわけではないので、素直に、そのときの気分を反映したものになっている。1月中旬の投票だったが、今見てみると自分でも順位に関しては意外な選択だ。「ありがとう、トニ・エルドマン」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「この世界の片隅に」「パターソン」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「人生タクシー」「オン・ザ・ミルキーロード」「永い言い訳」「哭声/コクソン」「ヒッチコック/トリュフォー」