晴走雨読 横鎌日記

無理しないランニング(最近ちょっと無理している)と気ままな読書について綴ります。横浜と鎌倉が中心。映画やお出かけもあり

たらば通信11号

 現場で確認したわけではないが、たぶん今頃は12号がレジの横にあるはずで、来月には13号が並ぶはずである。8月はまったく鎌倉に行けなかった。7月も若宮側には行ったのだが、時間の都合でたらば書店には寄れず。

 で、古い話というか、6月頃にもらってきた、たらば通信11号を紹介。お気に入りとはいえ、書店で出しているミニコミめいたものを紹介する義理はないのだが、自分の読書傾向を見ても、読書ガイドめいたものが好きなようだ。というか、そこは間違いない。1冊読んで、数冊買うという悪循環(?)の元となっている。と、反省しつつ、11号は語学の本。こちらは幸い、読んだ本が多い。

エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)

 

  多和田葉子「エクソフォニー」は単行本で読んだ。言語の「壁」(というべきか)を行き来している、もしくは「塀」の上を歩いているような著者のエッセイ。「壁」「塀」とか書くと、どうも選択肢が二つだけな印象だが、もっと多様(多和田葉子だけに「多葉」?)な言語を渡り歩く。新刊「地球にちりばめられて」の存在を11号のおかげで知る。後日、購入。

ハングルへの旅 (朝日文庫)

ハングルへの旅 (朝日文庫)

 

  詩茨木のり子「ハングルへの旅」。これも遠い記憶の彼方にあった本。50歳にして語学の面白さに目覚めた詩人。茨木のり子はその後、韓国の詩の翻訳も手掛けるようになる。

  青山南「60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ」。こちらは記憶に新しい。米文学の翻訳者である著者。米文学にもスペイン語圏の言葉が押し寄せているを以前から気にかけていて、60歳を機にメキシコ留学を敢行する。同国の歴史や文化にも触れている。その他、黒田龍之助米原万里など、良く知る著者の本も。今回に関しては、収穫は多和田葉子の新刊くらい。12号のテーマが楽しみ。今週末に行けるはず。