晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

湘南国際マラソン2018(10㌔の部)

 ここ2年はフルマラソンで参加した湘南国際マラソン。今回は横浜マラソンが10月下旬にあったので、10キロレースの参加にした。フルは年一度ペースなので、どうも近すぎる気がして避けてしまった。ここ2年、直前の忘年会は断ってきたが、10キロは大丈夫だろうと前日は忘年会に参加。想定よりは飲みすぎたが(酒が残ったが)、それでも十分走れる状態で臨んだ。

 スタート前に千葉真子さんが「言い訳ができない」と言った通り、走る分には絶好の気温。逆に、待っている分には寒すぎる。体感だが、5度くらいじゃなかっただろうか。レースの出来から言えば、満足のいく走りができた。

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湘南国際マラソン。昨年はここらに展示ブースが並んでいたが、今回は昨年まで更衣室や荷物預かりがあった場所に。更衣室などはロングビーチ内に設置された

  計算しやすいのもあるが、普段はキロ6分程度で走るのが目安。気温が低くてちょうど良さげだが、酒が残っているという自覚もある。プラスマイナスで、結局キロ6分を目指そうとの気持ちでスタート。人の波に押されるように走っていると、最初の1キロは5分48秒で、次の1キロは20秒台。寒さのせいなのか、まったくつらくない。体が温まれば5分くらいまで上げられるかなと思ったが、ここはじっと我慢。そこに、フォームにブレがなく、きっちりペースを守りそうな女性ランナーが視野に入ってきた。ランニングクラブに所属しているらしく数人の男女と同じシャツ。経験値が高そうなので、この人についていこうと決めた。

 10キロのスタートは、たぶんフルとは位置がずれていると思うのだが、大磯ロングビーチから西湘バイパスに出て多少歩いたところ。平塚市に約1キロか数百メートル入ったところで折り返す。前日に10キロ以上走っておいたのが良かったか、体が距離を覚えている感覚。走るほどにそれなりにつらくはなるが、想定内。距離は短いが安定した走りができた。残り1キロくらいになると、揃いのシャツを着ている人たちがペースをぐっと上げた。日頃、終盤に鞭を入れるような練習をしているのかもしれない。勝手にペースメーカーにしたてた人についていくか、マネしてスパートするか、ちょっと迷ったが、10キロ55分を切っているならいいかと思い。そのままフィニッシュ。53分前半でゴールができた。上出来である。このような走り×4が出来れば、サブ4も見えてくるのだろうが、これが続くわけがない。でも、次はハーフでこんな走りをしたいというモチベーションが芽生えた。ここまでフラットなコースも珍しいのでそうはいかないだろうが。ちなみに参加者約4000人中、650位あたりのようだ。

 まだフルの人たちは走っているので、更衣室も荷物の受け取りもスムーズ。大磯行きのバスにも簡単に乗れて、昼前には大船駅で立ち食い寿司を食べられたことを考えると10キロも悪くない、と思いつつ、やっぱり主役はフルだろうと思う。1年かけて、しっかり走り抜ける体を作ろうっと。

 今回、ロングビーチ内に更衣室や荷物置き場を設置して、以前それらがあった場所に展示ブースや屋台などを並べて、いわばエリアを広くした。ただ、その分導線がわかりづらかったり、移動距離が長くなったりと参加者に戸惑いも多かったようだ。フルの参加者で遅刻組が多かったのはそのせいか。それとも入念に準備をしすぎたからか。スタートから30分以上経っているのに、走ってスタート地点に向かう人が10人以上はいたと思う。

 酒が残っていてギリギリまで寝ていたせいか、金もろくにもたずに行ったのでせっかくの展示ブースや屋台を楽しめなかった。終わった後にすぐにビールが飲める環境にあるのが、横浜マラソンとの違い。今度はもうちょっとお金を落としていきたい。