晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

当面はLSDで

 湘南国際マラソンが終わって、練習をほぼ100%LSD(ロング、スロー、ディスタンス)に切り替えた。なんとなく目標を失っていたためだが、続けていくと妙に楽しい。湘南国際後に申し込もうと思っていたハーフマラソンが親戚の結婚式と重なり、泣く泣く断念。「ランナーズ」1月号に掲載されていた記事も参考になったのだが、そもそも長く走る練習に気持ちが向いていた。

月刊ランナーズ2020年1月号 (付録ランナーズダイアリー)

月刊ランナーズ2020年1月号 (付録ランナーズダイアリー)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 株式会社アールビーズ
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 雑誌
 

 湘南国際に備える段階で、いやいやそれ以前から、30キロもしくは3時間走る練習が必要だとは思っていた。ただ、それだけの距離を走るとなると構えてしまう。ゼリーを準備したり、体調などそれ相応の心構えをしたりする。以前、覚悟して走り出したものの途中でくじけたケースが幾度となくあった。脚が痛くなってやめたり、20キロあたりで疲れてきてこのくらいで十分じゃんと自分を納得させたり。1月号の記事にあった、グリコーゲンの枯渇状態に入って、ガス欠でやめておこうというケースが一番多かったかもしれない。記事を読むと、ここらで我慢できると脂肪を燃焼して体重減につながったのだ。先が長いと思うとすぐにあきらめてしまうのはよくない。

 LSDで行こうとなると、あまり構えないで走れる。とにかく行けるだけ行こうと。気を付けるのは、リズムとフォーム。ゆっくりだから普段は走らないような商店街あたりを通って気分転換にもなる。坂もあまり気にならない。現状、うまく付き合えている気がしている。

 先週は12キロを1時間半かけて走った。1時間過ぎで脚に来たが、残り少し頑張ってランチの場所を探すことで気持ちをつなげた。脚への負荷も軽く、数時間後にまた走りたくなったほどだ。これを2時間、2時間半、3時間と延ばしていきたい。現状の目標は3時間走り続けることにおいている。

 ランナーズの記事は、浅井えり子さんのコーチだった故・佐々木功(「宇宙戦艦ヤマト」を歌う人じゃない)の本を抜粋した形の再掲。LSDは末梢毛細血管の活動を促すとのこと。脳と一緒で全部が使われているわけじゃないらしい。ここらに血液が循環し始めると筋肉に酸素が供給される量も増えて、結果的にはスピードアップにつながるそうである。個人的には効果として求めているのは、スピードよりも体重減だが、とにかく長く走る癖をつける一環としてやっている。筋力はLSDだけではつかないらしい。

 ここのところの繰り返しで、1時間半は普通に走れるようになった。この週は2時間以降に向けての足がかりにしたいと思っている。来年1月か2月まではじっくりLSDで行くつもりだ。