晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

マッケンジー体操

 脚の痺れや張りが一向によくならないので、別の整体に行ってみた。整形外科や友人の整骨院では座骨神経痛ではないと言われ安心したものの、そこでは一転して座骨神経痛だと言われた。より正確に言うと、広義での座骨神経痛。つまり風邪と一緒で、一般的に風邪を言われる症状が幅広いのと一緒で、自分の症状も広い意味で座骨神経痛に当てはまるとのことだ。脚の症状の起点は腰であるという自覚はあるので、とりあえず納得した。

 で、施術の後に言われたのがマッケンジー体操を試せとのこと。初めて知ったのだが、体を反らして腰痛を治すというやり方。自分の体を30分以上も触った専門家が、この体操がこの症状に適していると言うのだから、やってみるほかない。

 イラスト付きの本で説明されたのだが、1950年代にマッケンジー先生とやらにかかっていた患者が、目を離したスキに当時腰痛にはタブーされていた体を反る格好をしていて、むしろ効果的だったので治療法として確立したものらしい。つまり、偶然の産物。

 それからは朝起きるたびや仕事中にトイレに行くときなどに体を反らしているのだが、その時に少し楽になる感じで、抜本的な効果はあまり感じない。しかし、詳しく書いてあるサイトを見ると、反らしている時間が短いらしい。5分、10分単位でやる必要があるのに、たぶん数十秒しかやっていない(自分では長くやっているつもりだけど)。もうちょっとしっかりやる必要がある。

 効果がある場合、痛みがふくらはぎから太ももへ、お尻へそして腰へと、痛みが腰へ寄ってくるらしい。まだ体操が甘いせいか、その境地には達していない。痛みは全般的に軽減しているのは確か。1㌔、2㌔レベルだがランニングを再開した。これも、できるだけ体を動かしたほうがいいと言われたためである。あと、可動域が広がってくるそうだが、そもそも体がかたいのでその判定はむずかしい。でも、意識的に前屈後屈などを繰り返している。

 大事なのは、腰が痛いからと言ってやみくもにマッケンジー体操をせずに、自分の症状と相談して進めることだ。腰痛の症状によっては逆効果になるから要注意だ。