晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

アシックスのランニングサポートタイツ  MMS Long Tight 2.0

 第11回湘南国際マラソンまで一ヵ月を切った。フルマラソン自体は3月の橫浜マラソンに継いで二回目だが、座骨神経痛で9月中旬まで二ヵ月ほど棒に振ったせいか、初マラソンを迎える時よりもはるかに不安感が多い。

 橫浜マラソンの時は、数カ月前にはハーフの距離は踏んでいて、記録はともかく多少歩いても完走はいけるはずという妙な、実はあまり根拠の無い、自信があった。しかし、今回は座骨神経痛で練習ができなかったうえに、走れるようになっても雨に祟られる日も多く、圧倒的な練習不足。素人考えだが、道具に頼ろうということになり、1万円を超えるのを承知でランニングタイツのいいものを購入することを決意した。

 同僚や知り合いに聞くと、ワコールのcw-xは一枚くらい持っていていいとのこと。先駆者だけあって、すでに品揃えも豊かで、サポート部分に依って商品名が違う。逆に迷ってしまうほど。そのタイミングで、アシックスはワコールの意識した(?)新商品を出した。家の者は素人ながら、「パンストを作っているところには(タイツは)かなわないんじゃない」と言っていたが、アシックスの方は税抜き13000円ながら、アマゾンで割引セールにあわせると1万円近くまで値が下がる。正直、値段に釣られた形だが、アシックスのMMS Long Tights 2.0を購入した。一応、これ一本で腰や腿やふくらはぎ、膝をカバーできるらしい。

 本当はcw-xを装着したことがあって、比較できるといいのだが、他メーカーの冬用の保温がメインのタイツしか持っていないので(それでも多少のサポート効果はありそう)、アシックスのタイツを着た感想を述べる。

 製品の指示通り、30分、1時間と少しずつ長く着用している。やはり保温がメインのタイツよりは、グッと締め付けてくる。スポーツ店で触れた印象だが、ワコールのタイツよりは薄くて生地がやわらかいと思う。文化の日に12キロ走り、着用時間はウォーミングアップとクールダウンを入れて2時間ほどだったが、疲労は残っていない。緩いペースで走ったからかもしれないが。

 

 

 このタイツ、前はへそ下、後ろは前よりはちょっと上にあげるように着るらしいが、走っているとその状態をうまくキープできない。体型のせいかもしれない。後ろの方が段々と落ちてくる。腰から腿にかけて、つまりお尻の方のサポートがやや弱いような気がしている。(個人の感想です)

 なんか脚が自然に前に出る感じもあり、全般的には満足している。次はハーフの距離で試してみたい。なんとか、ここ2週間でフルに臨めるような状態に持っていきたいが、高望みというところか。なんとか5時間は切りたいところ。長く走るのもやっぱり辛いし…。