晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

大船 ひばり湯

 「混んでますけど、いいですか?」

 大船のひばり湯に入ろうとしたら、カウンターでこんな事を言われた。いまどきの銭湯がそんなに混んでるわけないと思っていたので、新鮮な言葉だった。せっかく来たので入れてください、と入浴させてもらうことにした。入ってみると、確かに脱衣所は人が多かったが、湯船にはまだスペースがある。昔の銭湯って、このくらい人が入って活気があったよな、と思いつつ、お仲間に入れてもらった。

 ひばり湯は半年ぶりか。大船まで電車で20分ほどかかるところに住んでいるので、週末くらいにしか行けないが、練習でやや長い距離を走ると、ひばり湯が頭に浮かぶ。家の近くの銭湯は15時くらいにならないと開かないが、ひばり湯は週末だと10時半から開いている。個人的にはもうちょっと早く開店して欲しい気もするが、それでも午前中に入れるのはありがたい。そして、ひばり湯はサウナや岩盤浴は別料金だが、水風呂や炭酸泉、電気風呂があり、ランナーにとってありがたい存在なのだ。

 

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 そして、やはりランナーの入浴率が高い。最近入ったのは土曜の昼過ぎだったが、体が引き締まった人が12時間走の話をしていた。SUUNTOの時計をしていた人など、4人くらいのグループとみた。皆さん、見事な体だった。うち一人は、男性のシンボルも立派で走るのに邪魔にならないかと勝手な心配をしてしまうほどだった。体がしまっているので必要以上に大きく見えただけかもしれないが。

 それはともかく、次々に入ってくる人はスポーツタイツを着ていたり、鎌倉あたりでトレイルランをしてきたような格好をしていたりと非常にランナーに人気の銭湯のようだ。ここなら、湯船と水風呂を交代で入る交代浴ができるし、疲労回復に役立ちそうである。

 昨年あたりはもっと頻繁に行っていたが、この頃は練習不足でご無沙汰。銭湯としてはもうちょっと広いとありがたいが、せまいなりに色んな湯船をコンパクトにまとめてあって、家風呂では味わえない魅力がある。近くには立ち飲み屋もあり、銭湯に入って大船を徘徊するのも、ちょっとした楽しみだ。