晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

湘南国際マラソン2月開催へ 世界初の試みも

 それとなく湘南国際マラソンのサイトにアクセスしたら、驚きの発表が。発表日も昨日(8月4日)なので、これぞ虫の知らせというものなのかもしれない。第15回湘南国際マラソンは、通常の12月から日程を移して、翌2月28日開催するそうだ。もちろん、新型コロナウイルスの影響により開催の予断は許さない状態だ。9月5日から募集を開始し、開催可否判断日を12月10日とする。判断日に中止が決まった場合は、参加料を返還する(返還に生じる手数料は差し引き)。

 コロナ禍で通常なら5月下旬には始まる参加者募集を遅らせ、越年を見据えて開催日を模索していた。定期的にサイトを開いて、進展を確認していた。

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 少し前に、新しいロゴが発表された。その時に「やる気だな」と感じた。節目の15回目とはいえ、やれるかやれないかというタイミングで、リニューアルを図るのは「攻め」の姿勢と受け止めた。

 サイトを開いた時には、「パタゴニア」のサイトか?と思ってしまったが、15回大会には、世界初の試みがある。マラソン大会で生じる使い捨てのカップ(それなりにリサイクルに出されているとは思うが)を、全廃するというのである。

 なんとランナーそれぞれが給水ボトル、またはカップを準備する形になるという。これで削減できるCO2は6トンになる換算。1度の大会でこれは結構大きな数字なのかもしれない。ここらの知識が乏しくて、適当なコメントもできない。

 ランナーは500メートルごとに設置された給水ポイントで、水がスポーツドリンクをボトルやカップなどに給水する。さすがに蛇口が10カ所も20カ所もある巨大給水器ではないだろう。これは給水ポイントで渋滞する可能性がありそうだ。そのためにポイントの数を増やしているのだろうけど…。新しいルールでは、ランナーは携帯したボトルを満タンにしてスタートすることとなる。

 個人的に気になるのは、これまでのウェアのスポンサーだったニューバランスが、どうやらノースフェイスに変わること。ニューバランスも好きだったけどなあ。ノースフェイスという選択も湘南らしいと言えば湘南らしいが、パタゴニアでもよかったんじゃないという気もする。高くなって参加料とかに響くと嫌だけど。

 完走はいけるとしても、きちんと走り切ったことのないランナーなので、ボトル・カップ携帯は走るうえでマイナス材料でしかないが、幸いそんなに先を急ぐタイプのランナーでもない。今はとりあえず、その世界初とやらのボトル・カップ携帯形式のマラソンに参加して「歴史の証人」になりたいという気持ちだけである。このスタイル、世界に広がるだろうか。

 そういえば、このロゴ入りボトル・カップは買えるのか(ランナーに配られるのか)。これもレースの新しい記念品になるのかもしれない。