晴走雨読 横鎌日記

無理しないランニングと気ままな読書について綴ります。横浜と鎌倉が中心。映画やお出かけもあり

たらば通信8号

 鎌倉の「たらば書房」に行って、購入がてら「たらば通信」をいただいて帰るのがひとつの楽しみだが、ここ3カ月で鎌倉に行けたのは1度だけ。ブログの更新も滞りがち。で、先月に行っていただいた、たらば通信8号について書く。実は、8号は7月に出されていて、いまごろは9号がレジの近くに立ててあるのでは。たぶん今月は一度行けるはず。

  8号のメインは、夏の朝に読む本といったところか。読んだ本があり、未読の本もある。なんか当たり前だが、共有できる部分と新たな出会いとのバランスが、3:7か4:6くらいだとなんか嬉しい。やはり出会いが大事である。その意味では、須賀敦子「遠い朝の本たち」、森鴎外「青年」あたりは共有できる部分、小川洋子「とにかく散歩いたしましょう」、北村薫太宰治の辞書」は出会いとなる。とくに「太宰治の辞書」はちょうど文庫化されている。「円紫さんと私」シリーズ自体を読んでなかったので、「空飛ぶ馬」から読んでみようかとも思っている。幸い、務めている会社の書店にはシリーズすべて置いてあった。嬉しい誘惑でもある。

太宰治の辞書 (創元推理文庫)

太宰治の辞書 (創元推理文庫)

 

  アントワーヌ・コンパニョン他「プルーストと過ごす夏」も興味深いところ。一念発起しただけではとても読み切れない「失われた時を求めて」。この本は、フランスのラジオ番組で様々な人が語った好きなところが収録されているとのことだ。昔は筑摩書房版をキープしていたが、集英社の鈴木道彦訳で読もうかと一度手放して、その後は買っていない。現在、岩波文庫と光文社古典文庫で刊行されているものの、再び手に取ることはあるのか。とりあえず、その前にこれを読んでおくか。

プルーストと過ごす夏

プルーストと過ごす夏

 

  いままで気がつかなかっただけかもしれないけど、今回のたらば通信はちょっとイニシャルが目立つ。Yさん、Jさん、Rさん。寄せ書きみたいなレイアウトながら、皆さんの字は読みやすい。