晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新子安「諸星」

吉田類の「酒場放浪記」で見た影響だが、新子安の「諸星」という酒場に顔を出すのが楽しみになった。のれんに「市民酒蔵」と謳っており、橫浜で「市民酒場」というのは他に何軒かあるそうだ。これは地元のウェブマガジン「はまれぽ」によると、戦時中に大衆…

「シネマ・ジャック&ベティ 2016年 ベストテン」

シネマ・ジャック&ベティの昨年のベストテンが発表された。会員なら、みんなもらっている「瓦版」の転載だが、備忘録代わりに記しておきたい。入場者数と投票による、2分野がある。2016年の上映作品数は313作品だそうだ。必ずしも新作ではない。 入場者数で…

文楽「曾根崎心中」

文楽の東京公演「曾根崎心中」を観劇。仕事上、土日しか行けないし、文楽のチケットも決して安くはない。歌舞伎よりは安いが、大勢の人間によってなりたっているのは承知のつもり。でも、事情はわかったからって、懐具合が変わるわけでもない。2月の公演は…

「タンジェリン」

トランス・ジェンダー二人のハチャメチャな(?)クリスマスイブを描いた映画「タンジェリン」を見た。これは橫浜ではやっていない。関東では、現在のところ、渋谷のイメージ・フォーラムのみ。iPhone5S3台で撮った低予算映画だが、結構ホロっとさせられ…

月刊みすず 読書アンケート特集

「月刊みすず」は、その名の通りみすず書房のPR誌という位置づけかと思う。ほかの出版社のPR誌に比べて値段は高いが、そもそも出版物そのものの値段も高い。「月刊みすず」の連載が、単行本として編まれることもあるので、エッセイなどはよく読んでいる…

「マグニフィセント・セブン」

説明不要の人も多いだろうけど、黒澤明監督の「七人の侍」(1954年)が、西部劇化されたのが、6年後に公開された「荒野の七人」。で、これがリメイクされたのが日本で公開中の「マグニフィセント・セブン」だ。西部劇の映画を見るのは、あまりに久しぶ…