2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
毎日新聞の論説委員まで務めていた人が書店を開業していたそうだ。新聞記者はつぶしの効かない職業とは聞くが、海外特派員とか話題の本の著者など多少箔がある人は大学に呼ばれて、その専門分野やジャーナリズム論などを教える立場になることが多い。現役時…
英語物が続く。古書店で買ったもう一冊がこの本。正直言うと、思惑は少し外れたのだが、これはこれで面白いと思った。110円のもとは十分にとれたし、本の状態もいい。ピーター・ミルワードさんは2017年に亡くなっている。訳者の別宮貞徳さんはまだ存命の…
古本屋で本を二冊買った。家から一番近い書店が古書店になってしまってからしばらく経つ。意外と入れ替わりがあって、つい足を止めてしまうことがある。特に新書は数十冊単位で入るようだ。で、買ったのが、ロジャー・パルバース「英語で読み解く賢治の世界…
横山雅彦さんという存在は知らなかった。現在は、関西国際大学の准教授だが、予備校や英会話学校で教えてきた人だ。横山さんがどのように英語と出会い、学んでいったのか。副題に「私はこうして英語を学んだ」とあるが、近年やたらと唱えられている英語4技…
レイチェル・カーソンの遺作「センス・オブ・ワンダー」が文庫になった。以前、単行本を買おうと思っていた時期もあったので迷わず購入した。カーソンと言えば、殺虫剤や農薬に使われたDDTの危険性を訴えた「沈黙の春」が有名。今なら、「環境問題」というワ…