2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
復活した全米図書賞の翻訳部門で受賞した、多和田葉子「献灯使」の文庫本が書店で平積みになっているのを見ると、ちょっと感慨深い。知る人ぞ知る作家だが、過去には作品によって文庫化されないことあった。いまでは講談社文芸文庫あたりが文庫にしてくれて…
日本史ブームなのだそうだ。出版大手は、文庫・新書といった比較的購入しやすい版型で、日本史関係のラインナップをそろえている。特に中公新書が多いだろうか。 磯田道史、呉座勇一、本郷和人などの日本史研究家の本が平積みになっている。それこそ「戦国時…
鎌倉宮の「厄割り石」にて ここ数年、年初に鎌倉江ノ島七福神巡りをしているが、今年はスタート時間を早めて鎌倉宮にも寄ってみた。小川糸「ツバキ文具店」で読んだ「厄割り」をするためである。初穂料は100円。厄割り用の皿は寿司や刺身の醤油受けくらいの…