晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「鴨川ランナー」

グレゴリー・ケズナジャットさんの日本語デビュー作にあたるのだろうか。少なくとも書籍になったのはこの「鴨川ランナー」が初めてだと思う。表題作と「異言(タングズ)」の2作を収録。どちらも外国(米国)から日本に来た人間を主人公だ。 鴨川ランナー …

「世界は経営でできている」

同じ講談社現代新書ながら別な本を買いに行ってこの本を買ってしまった。実は、宮嵜麻子「ローマ帝国の誕生」の購入を予定したのだが、(よくある話なのだが)レジに持っていったのは、この岩尾俊兵「世界は経営でできている」。「ローマ」が思ったより高か…

「親愛なるレニー」

「不機嫌な英語たち」を書いた吉原真里さんに、日本エッセイスト・クラブ賞や河合隼雄物語賞を受賞している作品があると知って、後追いで読んだ、「親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語」。初小説となった「不機嫌」も良かったが、こち…

「哲学ってなんだろう?」

絵本など判型の大きな本を読む時は、ちょっと贅沢な気分になる。文庫本のように持ち歩く気になれないから家で深く座れる場所をさがし、コーヒーを湧かしたり手を汚さないお菓子を準備したり、せっかくだからと邪魔にならないような音楽をかけることもある。…

「DO YOU SPEAK FOOTBALL?」

世界で一番さかんな球技はサッカー(この項では書名に従い、この後は「フットボール」で統一)だろう。世界大会の予選の規模の大きさや情報量、動く金額の大きさからそう判断してもいいはずだ。 副題なのか、タイトルに含むのかわからないが、「世界のフット…

「井坂洋子詩集」

この詩集を読んだ後に井坂洋子さんのことを調べてみたら、伊藤比呂美さんとともに女性詩をリードしてきた人だということがわかった。ハルキ文庫が比較的多く詩を扱うとは言え、詩集を文庫で出せる詩人はすでに知られた存在であることは予測できた。読んでみ…

横浜4大立ち食いそば 相州そば関内本店

横浜4大立ち食いそば。桜木町駅南口改札脇にある「川村屋」、JR東神奈川駅のホームにある「日栄軒」、横浜駅西口にある「鈴一」、関内駅から5分ほど歩いた場所にある「相州そば」を指す。個人的に一番世話になっているのが「川村屋」、次が「相州そば」で…