2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ふと読みたくなった井伏鱒二。最近は、河合祥一郎さんやら福岡伸一さんも「ドリトル先生」の新しい翻訳を出しているので、井伏訳は淘汰されていくのかもなあ。なんかほんわかした雰囲気の中話が進むけど、よくよく考えてみると結構シリアスなテーマだったり…
プロ野球。昔ほどTV放映はやっていないし、試合経過ももはや気にならなくなってきた。しかしながらユニフォームというのは結構気になるのである。これはサッカーも同様で、昔のように買うことはなくなったが、変遷というのは気にしている。野球帽もそうだ。…
クラシック音楽の世界最上位の一人として活躍する唯一の日本人である小澤征爾さんにとって、彼の背中をぐっと押し出す存在が山本直純さんだった。いわゆる中年以上は、テレビで彼の顔を認識しているだろう。「男はつらいよ」「8時だよ、全員集合」に、「3…
単純に山本直純さんについてもっと知りたいので購入した本。「オーケストラがやって来た」は本人が書いたものだし、70年代あたりまでの話なので、2002年に亡くなった人の評伝としては物足りない。この本はタイトルの通りに、小澤征爾さんとの絡みだが、世界…
20世紀後半に毎日のように新聞に載っていた「冷戦」(Cold War)という言葉は、ジョージ・オーウェルが1945年に書いた、この本の表題作となっているエッセイが初出らしい。本の注釈でも、超大国間の戦闘なき対立状態という意味で使ったのは、彼が最初…
仕事柄、翻訳めいたことをしなければいけないことがある。昔は人任せにできたが、いまは人的余裕も予算もないそうである。日→英は上手にできなくて当たり前なので居直れるが、英→日は、日本語のセンスの有無を問われているようで逆にちょっと恥ずかしい。そ…