晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「一私小説書きの日乗」

NHKの番組(再放送)を見ていて、ついポチッと押してしまった。昨年、死去した西村賢太さんの生き様を紹介した番組だった。ちょうど日記作品を紹介していて、kindleでは安価だった事から購入した。西村作品を読んだのは初めてだが、敬遠してきたわけではない…

また浸かりたい横浜の銭湯②

「サウナ語辞典」の後に、サウナがない銭湯を紹介するのも気が引けるのだが、この銭湯の印象が強かったので書くことにする。鶴見区・生麦にある「宮下湯」。サウナはないし、湯も温泉というわけでもない。履歴書的に書くと、資格・特技欄は空白かもしれない…

「サウナ語辞典」

こんな本を読んでいる暇はないのだが、手に取って読んでみるとエピソードが面白いし、イラストもいい。紙も軽くて、触った感じがいい。ランニング後に寄る銭湯にはサウナ付きも多い。たぶん月に3、4回は入っていると思う。中規模以上の銭湯だと、サウナが…

「サキの忘れ物」

シーズン最終日を迎える国内2部リーグ22チームのファンを描いた「ディス・イズ・ザ・デイ」を積読のままに、津村記久子さんの本が文庫化されたので買ってしまった。エッセイなどは読んでいるが、津村作品を読むのは初めてだ。ちなみに「ディス・イズ~」…

本屋「南十字」

遅ればせながら、5月のブックマーケットで話を聞いた書店に行ってみた。小田原の「南十字」。5日間JRに乗れる「青春18キップ」を有効期限内に使ってしまおうと思ったのが体を動かしたメインの理由だが、以前から一度小田原でゆっくりと時間を過ごした…

「英語の極意」

NHKのラジオ講座でおなじみだった杉田敏さんの本。AIの発達と代用によって、言語そのものを学ぶ意義は薄れてくるかもしれないが、背景にある文化を学ぶ必要はでてくると主張。そうすることによって、AIではできないような(いつか追いつき抜かれるかもし…

「古本道場」

道場主の岡崎武志さんの指令の下、弟子の角田光代さんが古本屋を巡って、古書を探すという一種の古本及び読書ガイド。指令は、「鎌倉の古本屋に行って、鎌倉ゆかりの作家の本を探す」「早稲田で(角田さんの)青春時代の本を探す」といった感じだ。 岡崎武志…