2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
講談社の文庫PR誌「IN★POCKET」を1月号から定期購読することにした。11月号の文庫ミステリー特集ではまり、続けて12月号を購入しようとしたときに意外と探すはめになったからである。まあ200円くらいなら、それ以上のコスパはあると判断した。 で、届いた…
マーティン・スコセッシ監督が、原作に出会って28年――。遠藤周作の名作「沈黙」が長年の月日を経て映画化された。この間、版権を持っている社からの督促はもちろん、契約不履行?での訴訟もあったとか。いずれにせよ、映画「沈黙 - サイレンス -」は完成し…
先週の木曜だったか。新聞の広告で、集英社インターナショナルが新書を創刊したことを知った。「インターナショナル新書」として5冊を刊行。著者の面子も、池澤夏樹、池田清彦、岩下尚史、福岡伸一、町山智浩と、立ち上げとしてまずまずな印象だ。 せっかく…
書棚を整理していたら(売る本を選んでいたら)、矢作俊彦「さまよう薔薇のように」が見つかった。「マイク・ハマ―へ伝言」で気に入り、「スズキさんの休息と遍歴」で驚嘆し、「あ・じゃ・ぱん!」でハマった矢作俊彦。たぶん、江口寿史のイラストにもつられ…
刺激的な題だ。サブタイトルには「自然に「愛」のお返しを」とある。著者は「糞土師」を名乗る伊沢正名さん(なんとなく「さん」づけ)。命あるものを口にしているヒトが、自然にお返しできるのはウンコしかないと、野糞をはじめた。 自然保護運動をはじめた…