晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ブックマーケット「本は港」

日曜日に神奈川の書店と出版社を集めたブックマーケットに行ってきた。題して「本は港」。小規模というか個性的な書店と出版社を集めていて、トークイベントもあった。 そんなに混まないだろうと思っていてのんびりしていたら、入場制限しているというツイー…

立川流落語会@国立演芸場 立川流真打昇進披露公演

久々に落語を聞きに行った。5月に国立演芸場で開催される恒例の立川流落語会。今回は、こはる改メ立川小春志(こしゅんじ)さんの真打昇進披露口上もある。落語協会あたりの真打昇進披露口上を見たことはあるが、たぶん立川流は初めて。 今回、立川流では初…

「定本 蛙」

自分の中で、詩人・草野心平の存在が大きくなってきた。とっかかりは、やはり東日本大震災と原発事故なのだが、郷里の近くにもこんな人がいたんだというところから読み始めた。先月帰省した際に、草野心平生家といわき市立草野心平記念文学館に寄りたいと思…

「指揮のおけいこ」

オーケストラの指揮者の仕事って、わかるようでわからない。とはいえ、なんとなくはわかるような気もする。これまでも指揮者関係の本をいくつか読んできたが、岩城宏之さんは初めてなので手に取った。表紙も可愛らしい。 指揮のおけいこ (河出文庫) 作者:岩…

「イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ」

光文社古典新訳文庫で読んだ。自分が kindle unlimited にお金を払っているのは、この光文社古典新訳文庫のいくつかが読めることが多い。とはいえ、なかなか元をとれていない。請求がくると、ついポチッと押して読み始めたりする。この本もそんな形で出会っ…

「やんごとなき読者」

村田喜代子さんの本に紹介されていた、アラン・ベネット「やんごとなき読者」を読んだ。簡単にまとめれば、エリザベス女王が読書にはまるという話である。著者は小説も書くのだが、劇作家がメインの仕事のようである。受賞歴は本よりも舞台の方が多いようだ…