晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

「シネマ・ジャック&ベティ 2016年 ベストテン」

 シネマ・ジャック&ベティの昨年のベストテンが発表された。会員なら、みんなもらっている「瓦版」の転載だが、備忘録代わりに記しておきたい。入場者数と投票による、2分野がある。2016年の上映作品数は313作品だそうだ。必ずしも新作ではない。

 入場者数では、「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」が1位。「FAKE」「あなた、その川を渡らないで」「さざなみ」「サウルの息子」「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」「アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち」「ヤクザと憲法」「ストリード・オーケストラ」「神様の思し召し」

 

  勝手ながら、客層の年齢が高いと想像する。「ニューヨーク 眺めのいい~」「あなた、その川~」あたりは、年配の方々の動員が成功した結果では。もちろん、どちらの作品も悪くはないし、ほっこりさせられる。

 投票では、「サウルの息子」「スポットライト 世紀のスクープ」「帰ってきたヒトラー」「淵に立つ」「FAKE」「ルーム」「黄金のアデーレ 名画の帰還」「ヤクザと憲法」「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」「バベットの晩餐会

 

サウルの息子(字幕版)
 

  自分も投票を忘れてしまったが、投票は76名と少ない。主張の強いファンに左右された感がある。個人的には、この映画館で見た作品では、ハニ・アブ・アサド監督「オマールの壁」のインパクトがあった。「FAKE」と「サウルの息子」あたりを見逃したのが反省材料か。見たい映画をすべて見るのは時間的にも財政的にも難しいが、今年は取りこぼしが少ないようにしたい。