晴走雨読 横鎌日記

無理しないランニング(最近ちょっと無理している)と気ままな読書について綴ります。横浜と鎌倉が中心。映画やお出かけもあり

根岸森林公園でランニング教室

 根岸森林公園でランニング教室が開かれるという。あいにくの雨ながら、霧雨もしくはそれがやや強くなった程度で、むしろ涼しいくらい。ランニングに適しているともいえる。そもそも雨天決行とうたっているが、一応ホームページで中止でないことを確認し、根岸森林公園に向かった。

 主催側によると、この春から同公園でランニング中やウォーキング中に倒れた人は5人ほどいるという。口ぶりからすると亡くなった人もいるととらえてもいいようだ(もしかして全員?)。健康増進に一役買う場所で、亡くなるとは皮肉である。こちらとて、若くはない。気をつけねば。とはいえ、負荷が強い練習をしないと記録も伸びない。線の引きどころが悩ましい。

 根岸森林公園には定員の20人に近いランナーが集まった。多くは近隣に住む人のようだが、2時間ほど電車に乗ってきた人もいると聞こえてきた。本来、このように群れるのは嫌いなタイプだったが、歳をとると丸くなるらしい。自分にプラスになれば、それはそれでいい。ここらで専門家に習うのもいいだろうと、教室が開かれることを知って申し込むまでに時間はかからなかった。

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内野雅貴さんに給水についてお話を聞く=根岸森林公園管理事務所

  講師は内野雅貴さん。神奈川大学時代に箱根駅伝に3度参加していて、この根岸森林公園でも練習をしていたとのこと。ランニング教室は2時間で、座学がおよそ30分、残りが実技。最後に質疑応答があったが、そこは完全に時間オーバー。20分は予定時間を過ぎていた。給水の部分は大塚製薬から人が来るはずだったが、急遽キャンセルとなったとのこと。アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違いや給水のタイミング、量の説明を受ける。内野さんは現在ミズノの所属(関連会社かもしれないが)。ミズノのシューズを履いている参加者の数をしっかりチェックしていた。2人だったようで、シェアとしては約10人に1人。ランナーの全体的なシェアもそんなものだろうか。

 実技に入る前に、シューズの履き方を教わる。早朝に走るので、履き方がいつも適当だったことを反省した。やはりシューズはきちんと履かないと。その後の準備体操を含め、ここらへんは日ごろの練習前にきちんと時間をかける必要がある。腕の振り方の練習や股関節の可動域を広げるような練習を繰り返す。これが意外と疲れる。教わっていることは、どこかで読んだことがあるようなことだが、やはり実際教わるとかなりストレートに伝わってくる。教科書だけを読んで学ぶのと、先生から授業を受けるのでは違いがあるように、教わっていることが頭に残るのである。

 その後は、約5キロのランニング(実質4.5キロ)。内野さんが大学時代に走ったコースをなぞり、舗装された園路を走った。分7キロくらいのペースという話が、段々とペースがあがっていった。終盤は分5キロで走っていた自分を、一瞬にして抜いた人がいたので驚いた。レベルが違いすぎる。

 正直、後半は苦しくて、一人で走っていたら脚を止めるところ。しかし周りに人がいると結構踏ん張れるものだと思った。一種の自己顕示欲のようなものが働いて、残り500m、200mと自分に言い聞かせて終わりまで走り抜けた。個人練習では、なかなかこのような気持ちになれない。走っている時に「(フォームが)いいですね」と、内野さんに声を掛けてもらえて、嬉しかった。う~ん、こういうのを喜ぶタイプじゃなかったはずだが…。やはり、褒められるっていいな。ちょっと自信がつく。

 ランニング教室に参加して、やはり根岸森林公園が(比較的)近いというのは、ランナー(もどき)として恵まれているのだということを実感した。内野さんも、こんないい環境はなかなかないですよと何度も話していた。もっとこの環境を生かした練習法がないか。勝手ながら自分のホームグラウンドと定めている場所を見直した一日だった。