晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

大船の新刊書店 ポルベニールブックストア

 大船に新刊書店ができたと知って早速行ってみた。書店もチェーン展開している大手は生き残っているが(それなり大変だと思うが)、いわゆる町の書店は減るばかりだ。 そんな中、新刊書店が大船にできると知った。鎌倉市も活動エリアに入っている本好きとしては気になるところだ。

 書店名は「ポルベニールブックストア」。ポルベニールとはスペイン語で「未来」という意味らしい(*「ラテン語」と書きましたが、サイトでスペイン語と書いてました。訂正します)。鎌倉市なら有りだが、大船となるとちょっと気取った名前といえるだろうか。「鎌倉経済新聞」によると、広告代理店から技術系の出版社に転職した人が起こしたらしい。頑張れ、とエールを送りたい。

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  場所はランナーならおなじみの「ひばり湯」に近い。そこから徒歩2、3分くらいだろうか。大船行政センター近くのローソンの向いとなる。新刊書店といっても、文庫の棚があり、啓蒙本の棚がありという普通の書店ではない。棚はジャンル別に構えられている。店主の趣味なのだろうか。文化人類学者の今福龍太の本や「はま太郎」などが並んでいた。趣味的にトンガってはいるのかもしれないが、自分が持っている本も多くてなかなか手が出ない。ただ、大規模書店にしかないような本がここにポツンとあるのは、それはそれでいいような気がする。思ったり規模は小さかったが、応援したいと思う。

 とりあえず1冊買って、その後にひばり湯へ。大船に行くのは月に1、2度かもしれないが、できれば行くたびに1冊は買って、微力ながらサポートしたい。文化の拠点として、書店でのイベントも考えているそうである。個人的には落語会なんてやってほしいが、難しいだろうか。メールマガジンなどでどんどんは発信してほしい。