晴走雨読 横鎌日記

気ままな読書と無理しないランニングについて綴ります。横浜と鎌倉を中心に映画やお出かけもあり。ここのところ、行動範囲が限られています

ありがとう Garmin、よろしく Coros

 2016年からお世話になっていた、Garmin のランニング用ウォッチとお別れすることになった。エプソンから Garmin に乗り換えて、225J、235Jと2代にわたっての付き合いだった。Garmin に不満があるわけじゃない。235Jは2018年から酷使してきたせいか、気づかないうちにフリーズしたり、GPSの補足に時間がかかったりするようになってきていた。経年劣化の類いだろう。サポートも終了している。

 で、選んだのが、Coros(カロス)の Pace 2である。不思議な事に買い替えを検討し始めてから、Garminの調子がいい。でも、思い切って購入した。

Coros Pace 2

 端的に書いてしまうと、予算が理由だ。この間、それまで3万円台だった Garmin の後継機種が4、5万と値上がりした。もちろん、機能も向上したのだろうが(もっと高い上位モデルもある)、自分はそれほどのランナーなのだろうかという考えがある。そこまで細かくデータを取って、それを活かした上で自分の走りにつなげられるのかと。技術は進むが、体は衰えていく。

 そして、代わりを探す過程で Coros Pace 2 という3万を切るウォッチに出会った。対抗馬として、Garmin の廉価版で ForeAthlete 55 という機種と比較した。相当迷ったが、充電後の持ちがいいところを重視して Coros にした。総合的にも、Coros Pace 2 がよりランナー志向と判断した(まだ、その点はランナーとしての色気が残っているのか)。

 Coros Pace 2 の長所としては、メーカーがやたらとアピールしている軽さが主なのだろうけど、そんなに差はないと感じている。違いを感じるのは、GPSの補足の速さだ。Coros が断然速い(補足の場所のせいかも)。以前は、補足を開始して準備体操に入ったのが、今は走る直前でいい。すぐに GPS をキャッチする。まだ、違いが出るような場所を走っていないが、精度も高いらしい。GPSとは別だろうが、走った後にスマホに表示される地図もこちらの方がクリアに感じる。

 235Jはボタン5つで操作していたが、Coros Pace 2はネジ(ボタンも兼ねる)とボタン1つとシンプルな作り。しかし、このネジが小さくてつまみにくい。もう少し大きいといいが、そうなると手首に邪魔か。ここらは少しストレスを感じる。

 購入して日が浅いので、すべての機能をわかっているわけではないが、走ったデータはメートル単位に変更できたが、計測中の距離の単位がまだマイルのまま。これが慣れない。

 そして、運動能力を測る部分で Garmin よりも厳しい数字が出ている。ランナーとしての数値が低く出ているのだが、これはまだ伸び代があると解釈するつもり。もっと追い込まなきゃダメなんだなあ。確かに体脂肪率とか高いし。

 ちなみに、購入した店舗の人によると、Garmin から Coros への乗り換えは珍しいとのこと。多くは、エプソンSUUNTOポラールを使っていた人だという。僕はレアケースというわけだ。

 これまでありがとう、Garmin。よろしく、Coros。少なくても3年くらいはお世話になるつもりだ。